平成29年の新春のお慶び申し上げます

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新春を迎えお慶び申し上げます。

 私事ですが、今年は数年ぶりにゆったりと正月を迎えることができまして正月3日間は散歩兼ねての連日の神社参り、いつか読もうと思って積んでいた書籍を一気に読みほすなどしてすっかり英気を養うことができました。仕事初めの今日改めて思うのは、松下幸之助さん(現パナソニック創業者)が自分の仕事について「私たちの仕事は世の中に必要なればこそ成り立つので、世の中の人々が求めているのでなければ、その仕事は成り立つものではない」「大切なことは、世の中にやらせてもらっているこの仕事を、誠実に謙虚に、そして熱心にやることである。世の中の求めに精一杯こたえることである。おたがいに自分の仕事の意義を忘れたくないものである。」と語った言葉です。現在の医療は施設癌拠点施設・超急性期医療病院・一般的な病気を治療する病院・回復リハビリや療養が必要な患者を引き受ける施設と大まかに分けられますが、これらの施設同士は横で繋がり最終的には円で結ばれます。最近では患者の命を優先とした救急ピラミッドというような上下関係さえも崩壊していますしね。さて当方、丹野病院も地域に根ざして約40年、患者さんに求められて愛されたからこそ今日があるものだと思います。私の今年の抱負というか永遠に続く抱負は"自分達にしかできない患者に必要不可欠な医療に取り組み、常に向上していくこと"です。そうそう誠実かつ謙虚に、そして熱心に。

 さて、平成29年も皆様宜しくお願いしたします。

 平成29年1月4日