亡き父への想い

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当院の創始者である父親が1027日午前057分に他界した(享年85歳)。最期の入院となるまで医師として病院に通い続け、最期までいつもと変わらずに冗談をおり混ぜながらの笑いが絶えない外来診療スタイルは、さっきまで座っているのが精一杯の病人にはとても見えなかった。スタッフからは父親には老いるというアポトーシスとは無縁の存在に思えたらしい(笑)。四十九日が過ぎがた今日、思い出すのは父親の威風堂々とした存在感と怒鳴り声。まさに瑞宝章の勲章に値する医者だったのだと思います。お世話になりました患者様、各関係者の方々にはお礼の言葉も見当たりません。残念なことに自分にはその遺伝子の片鱗は引き継がれることはありませんでしたが、私も自分なりの医者としての人生を邁進頑張っていく所存です。皆様のご指導ご鞭撻をこれまで以上に賜りますよう心からお願い致します。

 

平成2712月末日